横浜・上瀬谷の大型テーマパークめぐり市が協定 相鉄、東急など参画

堅島敢太郎
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 【神奈川】横浜市が米軍上瀬谷通信施設跡地(瀬谷・旭区)で計画している大型テーマパークをめぐり、市が事業予定者の三菱地所(東京)や相鉄ホールディングス(HD、横浜市)、東急(東京)、東急不動産(同)、三菱倉庫(同)の5社と基本協定を締結したことがわかった。

 施設跡地では、2027年に国際園芸博覧会(GREEN×EXPO)が予定されており、博覧会跡地中心部の「観光・賑わい地区」(約70ヘクタール)の一部に、東京ディズニーランド並みの大型テーマパークを核とした複合集客施設が建設される計画だ。

 協定を締結したのは3月29日。三菱地所は昨年9月に事業者に決定しており、今回の協定締結に合わせて新たに4社が加わった。5社は博覧会後の28年着工をめざし、基本計画の協議を進めていくという。

 テーマパークをめぐっては、付近を走る相鉄本線を傘下に持つ相鉄HDが土地活用策を提案する「検討パートナー」に選ばれ、検討を進めたものの、21年に断念した経緯がある。(堅島敢太郎)

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