タワマンの解体費用や火災対策、どうする? 神戸市、再び課題検討へ
杉山あかり 小川聡仁
タワーマンションが抱えている、解体費用や火災時の対応などの課題について、神戸市が検討を始める。明確な対策のないタワマンは多いといい、将来的に行政が支援せざるを得なくなる恐れがあると見るからだ。
市は近く有識者会議を立ち上げる。メンバーは都市計画や防災の専門家らで、2024年度中に4~5回開催する予定だ。
久元喜造市長は「タワマンは持続可能ではない」との立場。20年の市条例は、市中心部でのタワマン建設を事実上規制している。
会議では、現状の課題を整理…
- 【視点】
神戸市の危機感は当然のことで、これはネットでもかなり前から継続して話題になっていた件といえる。 実際のところ、どこかのタワマンが実際に「タワマンであるゆえの」構造的問題によって大規模に被災するような具体的事例が発生して、初めて社会は重い腰を
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