小林製薬の紅麴(こうじ)原料を使用したサプリメントが原因と疑われる健康被害が広がる中、同社が28日、大阪市内で定時株主総会を開いた。出席した株主からは「対応が遅い」などと厳しい批判が突きつけられた。また、小林章浩社長が涙ぐむ場面もあったという。
「被害拡大防止と、原因の究明に全社をあげて全力で取り組んで参ります」――。出席者らによると、小林社長は総会冒頭で、そう訴えた。
総会は定刻の午前10時に開始。同社によると全議案が可決され、2時間余りで終了した。
出席株主は84人で、延べ2…
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