ダウンタウン松本さん訴訟、文春側が請求棄却求める 第1回口頭弁論

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金子和史
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 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(60)に性的な行為を強要されたとする女性の証言を報じた週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、松本さんが発行元の文芸春秋などに5億5千万円の賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、東京地裁であった。文春側は請求の棄却を求め、記事のどの部分が事実に反するのかを明確にするよう要請した。

 この日の期日には松本さんは出廷せず、双方が訴状や答弁書を陳述し、5分ほどで終わった。次回は6月5日に非公開の「弁論準備」を開き、ウェブ会議で争点を整理することが決まった。

 記事は、昨年12月27日発売の週刊文春とインターネット版に掲載され、女性2人が2015年の異なる時期に松本さんらと東京都内のホテルで飲食した際、松本さんから性的な行為を強要されたとする証言を報じた。

初日の応酬は

 松本さん側は「『性加害』に…

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