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　大リーグ・ドジャースの大谷翔平（29）の通訳だった水原一平氏（39）が解雇された問題で24日（日本時間25日）、大谷が米カリフォルニア州ロサンゼルスの本拠ドジャースタジアムで、25日（同26日）に報道陣の前で話す意向を示した。20日に水原氏の解雇が発表されてから、大谷が取材に応じるのは初めて。

　大谷は昨季まで在籍したエンゼルスとのオープン戦を3時間後に控えていた24日午後1時ごろ、ドジャースタジアムのロッカールームに現れた。取材対応を求めた数人の米記者に近寄られた際、「Tomorrow」と厳しい表情で言い、その場を後にした。試合には、「2番・指名打者」で先発出場する。

　ロバーツ監督も試合前、報道陣の取材に応じた。「彼が知っていることを話し、状況全体について自分の考えを述べてくれることをうれしく思う」と話した。

　水原氏を巡っては違法賭博に関与した疑いがあり、大谷の口座から少なくとも450万ドル（約6億8千万円）が送金されたと複数の米メディアが報じており、大リーグ機構も調査に着手している。球団側は、水原氏の解雇理由を明らかにしていない。（ロサンゼルス=高橋健人）