銃撃事件、生かされなかった警告 ロシア側には「ウクライナ関与」説

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 「過激派がモスクワ市内でコンサートなどに対する攻撃を計画しているとの情報がある」

 今月7日、在モスクワ米国大使館の公式ウェブサイトに短い警告文が掲載された。48時間以内は大規模イベントへの参加を避けるよう、在留米国人に呼びかけていた。

 同大使館の呼びかけと、22日のコンサート会場襲撃との関係は不明だ。ただ、米国家安全保障会議のワトソン報道官は事件後、米政府がモスクワへのテロ計画情報を把握し、ロシア当局と共有していたと明言した。

 米ロ関係は2022年2月にロシアがウクライナへの全面侵攻に踏み切って以来最悪の状態。それでもワトソン氏は、ロシアへの情報共有は長年の「警告義務」政策に従ったものだとした。

 実際、ロシアの連邦保安局(…

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