過激ダンス懇親会、終演後に動画の削除呼びかけ 自民報告書で判明
伊沢健司
自民党若手議員らの懇親会で過激な演出のダンスショーがあった問題で、自民は22日、参院予算委員会の理事懇談会に報告書を提出した。国会議員ら参加者にはショーの演出は事前に知らされておらず、撮影した動画や写真の削除を求める呼びかけもあったという。
懇親会は昨年11月18日に和歌山市内で開かれ、近畿ブロックの青年局関係者ら50人が参加。党本部からは青年局長だった藤原崇=岩手3区=と同代理だった中曽根康隆=群馬1区=の両衆院議員が招かれていた。
報告書によると、露出の高い水着のような姿の女性がダンスを披露。参加者が千円札をチップとして口にくわえてダンサーに渡したり、水着に挟み込んだりした。
費用に「政党交付金なし」と主張
当時の和歌山県連青年局長の…
- 【視点】
「政党交付金ではない」といっても、別に交付金で配られたお金に色がついているわけではありません。自民党本部からは、青年局長だった藤原崇、同代理だった中曽根康隆の両衆院議員が招かれていたとのことですが、自民党には約160億円の政党交付金が配分さ
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