「水のノーベル賞」に沖大幹・東大教授、日本から23年ぶり3人目

有料記事気候変動を考える

桜井林太郎

 「水のノーベル賞」とも呼ばれ、世界の水資源の持続可能な利用と保護に際立った貢献をした人・組織に贈られる「ストックホルム水大賞」の2024年の受賞者に、東京大学の沖大幹(たいかん)教授(59)が選ばれた。ストックホルム国際水研究所が22日発表した。地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究が評価された。

 日本からは3人目の受賞者となる。賞金は15万ドル(約2200万円)で、授賞式が8月にストックホルムである。

 同賞は1991年から始まり、学術研究だけではなく政策や取り組みの実践も対象業績となる。科学者だけでなく官僚やジャーナリスト、研究組織などにも贈られる。

 日本からは、旧建設省(現国…

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