クルド人の春の祭り「ネウロズ」開催 公園利用許可まで紆余曲折

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浅田朋範
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 春や新年の訪れを祝うクルド人の伝統の祭り「ネウロズ」が20日、さいたま市桜区の秋ケ瀬公園であった。今年の開催をめぐっては、公園を管理する「埼玉県公園緑地協会」が一時、許可しない方針を主催団体側に示したが、その後に撤回した。この日はクルド人や日本人ら計約1千人以上が参加。音楽に合わせて大きな輪を作って踊ったり、「ケバブ」などの料理を食べたりして楽しんだ。

色とりどりの衣装で舞う

 会場では色とりどりの民族衣装を着て参加したクルド人も多かった。初めて参加した東京都世田谷区の大学生、関瑠佳さん(20)は「きれいな衣装と踊りを見て楽しんだ。ケバブもおいしかった」と話していた。

 主催する日本クルド文化協会は、同公園で許可を得て2018年と19年、23年にネウロズを開いてきた。

■一時、開催危うく…

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