コンビニ大量出店時代の終わり 売上高は最高、でも店舗数の減少続く
コンビニの国内店舗数の減少が止まらない。前年同月を下回る状態が1年以上続いている。過去にも一時的に前年割れしたことはあるが、年間を通じて前年を割り込むのは比較できる2005年以降では初めてだ。何が起きているのか。
コンビニ店舗は長く「飽和状態」と言われながらコロナ下でも微増傾向だった。だが、日本フランチャイズチェーン協会が今月21日に発表した2月の国内コンビニの全店舗数は前年同月より0・3%(195店)減の5万5657店。前年を下回るのは、これで22年6月から21カ月連続だ。
同協会に加盟するセブン―イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンの大手3社にミニストップなどを加えた7社の店舗数。ただし大手3社が大半を占め、4番手のミニストップ以下はそれぞれ2千店に満たない。
大手で唯一増えているのは…
大手がホームページで公表している店舗数の推移を見ると、減少傾向なのはファミリーマートだ。
サークルKサンクスとの統合…