池江璃花子、3大会連続の五輪代表に内定 100mバタフライ

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 競泳のパリ五輪代表選考会第2日が18日、東京アクアティクスセンターであり、池江璃花子(23)=横浜ゴム=が3大会連続の五輪代表に内定した。個人種目では2大会ぶりの代表。女子100メートルバタフライ決勝で57秒30の2位となり、日本水泳連盟が定める派遣標準記録を上回った。

 池江は16歳だった2016年リオデジャネイロ大会で五輪初出場を果たし、この種目で5位入賞。期待を集めていた矢先の19年2月に白血病を患った。闘病を経て競技に復帰し、21年東京大会はリレー種目に出場。選考会で100メートルバタフライを制したものの派遣標準記録を上回れず、個人種目の出場は逃していた。

 昨年10月から練習拠点を豪州に移し、心機一転を図っていた。パリ五輪出場を決めた池江は「本当によかったあ、って。パリの切符をつかめて、今の自分に満足している」と話した。

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    井本直歩子
    (元競泳五輪代表・途上国教育専門家)
    2024年3月18日23時3分 投稿
    【視点】

    池江選手は準決勝より0.27秒落としましたが、100分の1秒差で2位に入り、代表の座をもぎ取りました。後半バテても、最後の最後まであきらめないのが彼女の強さ。誰よりも負けず嫌いな彼女ですから、高校生に負けてさぞ悔しいだろうと思ったら、まずは

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