米民主党重鎮の退陣発言、「まったく不適切」ネタニヤフ氏が強く反論
エルサレム=高久潤
イスラエルのネタニヤフ首相は17日、米上院民主党トップのシューマー院内総務が、ネタニヤフ氏は「和平への障害だ」などと演説した上で、イスラエルで総選挙が必要だとの考えを表明したことについて、「まったく不適切だ」と批判した。米CNNのインタビューで述べた。
イスラエルメディアによると、シューマー氏の14日の発言へのネタニヤフ氏の反論は初めて。ネタニヤフ氏はインタビューで、「同盟国や民主主義国に対して指導者を代えるべきだと言うべきではない」と批判。シューマー氏がネタニヤフ氏はイスラエル国民のニーズに合っていないと述べたことに対して、イスラエル国民の大多数は戦争の継続を支持していると反論した。
また選挙については、戦闘が終わった後に「イスラエル国民が決めることだ」と話した。
シューマー氏は上院で多数派…
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