撮影ファン?特急やくもの車両に抱きつく行為 JR西「悪質で危険」

渡辺翔太郎
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 駅に停車中の特急やくもの車両に人が抱きついている画像がX(旧ツイッター)などネット上で広がり、物議をかもしている。画像を確認したJR西日本は「大変悪質で危険な行為」と話している。

 画像は、今月5日に撮影されたとみられる。右手にカメラのような機材を持ち、ホームから身を乗り出した人が最後部の車両に手を伸ばし、車両に抱きついている。連結器の部分に乗り、ポーズを取っている画像もある。

 JR西によると、5日に同型車両が試運転をしており、画像の背景などから鳥取県江府町のJR江尾駅で撮影されたとみられる。

 山陽と山陰を結ぶ特急やくもは、4月6日から新型車両で運行を始める一方、紫や緑などに塗装された「リバイバルやくも」の運行が順次終わる。このためファンが「リバイバルやくも」の撮影に訪れるようになり、ファンの一部でマナーの悪さが指摘されていた。

 JR西の広報担当者は「大変悪質で危険な行為。すでに警察にも相談している。このような行為は絶対におやめ下さい」としている。(渡辺翔太郎)

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