小田急の沿線は「日本の縮図」 そこで培ったノウハウを全国展開せよ
吉田博紀
京都市郊外の西京区。樫原(かたぎはら)自治連合会で1月下旬、新しいSNSについての説明会が開かれた。集まったのは仕事を終えた年配の男女。スマートフォンを手に疑問をぶつけていた。
「アイコンを1度押すだけで開く?」「暗証番号を入れなきゃいけないんじゃないの?」……。
沿線外でのビジネスを本格化させた小田急電鉄をリポートする連載の最終回は、沿線で培ったノウハウを沿線外に横展開する試みを取り上げます。
アナログな自治会活動をITで再生
ITを活用してイベントなどの予定を共有したり、開催の可否を一斉に通知したりできるようにするという。
市の中心部にも大阪にも出や…