衆院予算委員会の集中審議が2日午前、再開した。新年度政府予算案の採決をめぐる与野党対立で1日に審議が中断していたが、自民党と立憲民主党が同日深夜、審議再開と2日中の採決で合意。賛成多数で可決される見通しで、自民は衆院本会議に緊急上程して参院に送り、年度内成立を確定させる方針だ。
国会審議は金曜から日付をまたぐ例は多いが、土曜の日中の開催は異例。予算案は憲法の規定で参院に送られてから30日で自然成立するため、2日の衆院通過で今年度中の成立が確実になる。参院では2日午前、自民、立憲両党の国会対策委員長が会談し、4日からの審議入りで合意した。
予算案の衆院採決を急ぐ政府…
- 【視点】
予算案採決に立憲が様々な手段で抵抗したことに「昭和の国会」などの批判が、SNSのみならず、他の野党やコメンテーターなどからなされていますが、しっかりその背景を見る必要があります。そもそも土日の2~3日は通常通りしっかり休んで4日(月)から予
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