健大高崎が報徳学園を破り初優勝 群馬県勢、初の頂点 選抜高校野球

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 第96回選抜高校野球大会日本高校野球連盟毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は31日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、健大高崎(群馬)が報徳学園(兵庫)を3―2で破り、初優勝した。群馬県勢としても春の頂点は初めて。

 健大高崎は2点を先取された直後の一回、2死一、二塁で5番の森山竜之輔が左中間を破る2点二塁打を放ち、すかさず追いつく。三回は1番の斎藤銀乃助の三塁打を足場に、3番高山裕次郎が決勝の右前適時打を放った。

 先発を任された2年生の右腕・石垣元気が8回を投げ、2失点と好投した。

 報徳学園は再三の好守で粘投した右腕・今朝丸裕喜を支えた。だが、好機にあと一本が出ず、2年連続の準優勝となった。

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