ハンガリー議会が26日、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を承認し、スウェーデンが32カ国目の加盟国になることが決まりました。ロシアの脅威に対する欧州の安全保障においてどんな意義があるのでしょうか。慶応大の鶴岡路人准教授(欧州政治・国際安全保障)に聞きました。
長年「軍事的非同盟」の方針だったスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟が決まり、北欧がNATO一色になることはロシアに対する欧州の安全保障、特にバルト諸国(エストニア、ラトビア、リトアニア)の防衛に大きな意味を持つ。今後、ハンガリーとスウェーデンによる米国務省への批准書の寄託などを経て、早ければ週内にも正式加盟になる見通しだ。
加盟はNATOにとって渡りに船
これに先立ちフィンランドが…
ウクライナ情勢 最新ニュース
ロシアのウクライナ侵攻に関する最新のニュース、国際社会の動向、経済への影響などを、わかりやすくお伝えします。[もっと見る]