内閣支持21%、政権復帰後で最低 自民支持も21% 朝日世論調査

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 朝日新聞社は2月17、18日に全国世論調査(電話)を実施した。岸田文雄内閣の支持率は21%(前回1月調査は23%)で、同内閣発足以来の最低を更新した。2012年末に自民党が政権に復帰して以降、3代の内閣を通じてでも最も低かった。不支持率は65%(同66%)で、政権復帰以降、最も高い水準が続く。

 政党支持率は、自民21%(同24%)▽立憲7%(同4%)▽維新4%(同6%)▽公明3%(同3%)▽共産3%(同2%)▽れいわ3%(同3%)▽国民2%(同1%)▽社民1%(同1%)――など。「支持する政党はない」と「答えない・分からない」を合わせた無党派層は55%(同54%)。自民の支持率は政権復帰以降、最低。昨年7月以降、8カ月連続で30%を切り、同12月からは20%台前半となっている。

 「仮に今投票するとしたら」…

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    長野智子
    (キャスター・ジャーナリスト)
    2024年2月19日10時10分 投稿
    【視点】

    同じ政権が長期化すると、腐敗あるいは暴走と悪い方向にしかいかないことは歴史も今の世界を見ても明らかです。自分たちは課税されない自由なお金を手に入れ、国民には増税するというとんでもない現状の自民党については、支持者であっても怒りを覚えるのでは

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    星野典久
    (朝日新聞政治部次長)
    2024年2月18日23時50分 投稿
    【視点】

    内閣支持率以外では、比例投票先が注目です。自民21%、公明5%で与党は計26%。立憲14%、維新14%、れいわ6%、共産5%、国民5%、教育4%、社民1%で野党は計49%。圧倒的に与党を上回っています。「比例投票先」なのでそのまま小選挙区の

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