松本人志さん訴訟、3月28日に第1回 「筆舌に尽くしがたい損害」

有料記事

[PR]

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(60)から性的な行為を強要されたとする女性の証言を報じた週刊文春の記事を巡り、松本さんが文春側を名誉毀損(きそん)で訴えた訴訟の第1回口頭弁論が3月28日に東京地裁で開かれることが、関係者への取材で分かった。松本さん側は「筆舌に尽くしがたい精神的損害を受けた」として5億円の慰謝料を求めている。

 文春側は昨年12月27日発売の同誌の記事などで、女性2人が2015年の異なる時期に、松本さんらと都内のホテルで飲食した際、松本さんから性的な行為を強いられたとする証言を報じた。松本さんは1月22日、発行元の文芸春秋と週刊文春の編集長に対して、5億5千万円の賠償などを求める訴訟を起こした。

松本さん側の訴状の内容が判明

 松本さん側は訴状で、「性的…

この記事は有料記事です。残り433文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

  • commentatorHeader
    西岡研介
    (ノンフィクションライター)
    2024年2月15日23時1分 投稿
    【視点】

    この種の名誉毀損訴訟に関する報道について、「訴えられる側」として常々、感じていることなのだが、提訴の際に、大々的に報じるならば、だ。最終的な判決の時だけでなく、その過程も−−たとえば、裁判所が誰を証人として認め、あるいは認めなかったのか。ま

    …続きを読む