「ネット上の誹謗中傷をエンタメ化」 ガーシー被告に懲役4年求刑

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 ユーチューブ上で俳優ら4人を繰り返し脅迫したとして、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)などの罪に問われた前参院議員のガーシー(本名・東谷義和)被告(52)の公判が8日、東京地裁であった。検察側は「多額の収益を稼ぐ目的で犯行に及び、ネット上での誹謗(ひぼう)中傷をエンターテインメント化する風潮を作った」などとして懲役4年を求刑し、結審した。判決は3月14日の予定。

 この日の法廷では、被害を受けた俳優の意見陳述書が読み上げられ、「俳優としてのイメージはめちゃくちゃになり、仕事を続けられないと思った。(被告が)全く反省していないことは明白で、厳重な処罰を求める」と訴えた。

 弁護側は、常習性を否定し、常習的脅迫の罪にはあたらないと改めて主張。「真摯(しんし)に反省し、被害弁済も申し出ている」として執行猶予を求めた。

法廷での最後の言葉は

 被告は最後に言いたいことを…

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