新ターミナルに鉄道駅の新設案、「新しい成田空港」構想検討会
【千葉】「新しい成田空港」構想検討会の第6回会合が6日、都内であり、成田国際空港会社(NAA)は新設する旅客ターミナルに新しい鉄道駅を設け、老朽化した第1旅客ターミナルと地下の成田空港駅を閉鎖する案を示した。新ターミナルの規模も提示した。
同構想では、三つに分かれている旅客ターミナルを一つの「ワンターミナル」に集約する方向で、新ターミナルを段階的に整備することが決まっている。
今回、新ターミナルにつながる駅を、第2旅客ターミナルの駅から鉄道を延伸して新設する図を提案した。老朽化した第1旅客ターミナルは閉鎖し、その地下の成田空港駅も廃止されるとの見通しを示した。ただ、鉄道や駅は今後、鉄道事業者と協議して決める。
新ターミナルの規模は数階建てで、延べ床面積が100万~120万平方メートル▽旅客のチェックインや保安検査、出入国手続きをする「本館」の建築面積は15万~20万平方メートル▽搭乗橋を備える「固定ゲート」数が100などの概算も示した。
現在の三つのターミナルの延べ床面積は計約95万平方メートル、固定ゲート数は70で、NAAは「発着回数が増えることなどを考慮すれば、新ターミナルはコンパクトだ」と説明した…
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