伊予西条―今治、開通100周年の記念列車運行 11日に式典と催し

福家司
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 JR予讃線の伊予西条―今治間が開通100周年を迎える11日、JR四国愛媛県今治市などは記念列車を運行し、イベントを開く。記念乗車券も発売される。

 記念列車は市が市内在住の親子を招待し、0系新幹線を模した「鉄道ホビートレイン」をチャーターして伊予桜井―今治間、今治―菊間間で計7便運行(当日参加は不可)する。

 式典は午前10時半から今治駅で開催。JリーグのFC今治のロゴ入りの駅名標がクラブ運営会社から駅長に贈呈される。西条、今治両市長と駅長の出発合図で記念列車が発車する。

 菊間駅周辺では市が普及に力を入れているフィンランド発祥のスポーツ「モルック」の体験や県無形民俗文化財に指定されている「お供馬の走り込み」に参加する馬の乗馬体験、地場産業の瓦粘土での手形制作などがある。伊予桜井駅周辺では、県立今治東中等教育学校生による地域の歴史をたどる3コースのツアーもある(当日参加は不可)。

 記念乗車券は、伊予西条―今治間の路線図や年表、電車のイラストなどが描かれた台紙とセットで、往復乗車券として9月30日まで使える(利用開始から2日間有効)。1枚1480円(子ども用はなし)で、伊予西条、今治、松山の各駅で計1千セット限定で販売する。発売日の日付印はすべて「2024・2・11」となり、0001番は記念列車の乗客に特典として配られる約100枚に含まれる。

 イベントの問い合わせは今治市合併20周年記念事業課(0898・36・1574)、記念乗車券についてはJR四国電話案内センター(0570・00・4592)。

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