自民党の茂木敏充幹事長は29日の記者会見で、茂木派(平成研究会)について「いわゆる派閥としては解消する」と述べた。「派閥の閉鎖性や、定例化してきた運営方法も抜本的に見直す。新たな政策集団に脱皮する」とも話し、毎週木曜の正午に各派閥が総会を一斉に開くなどして他派閥との掛け持ちを認めない慣例を見直す考えも示した。
「政策集団」の表現は、党の政治改革に向けた中間とりまとめにある。派閥が「お金」と「人事」から「完全に決別する」ことで「政策集団」に生まれ変わると宣言しており、茂木氏はこれを意識したとみられる。
一方、茂木氏は政治資金規正…