中川家・礼二さんらが語る「次世代型路面電車」 LRT都市サミット
次世代型路面電車(LRT)がテーマの「LRT都市サミット」の記念講演が開催2日目の27日、宇都宮市のライトキューブ宇都宮で開かれた。芸能界屈指の鉄道ファンである中川家・礼二さんと、鉄道好きユーチューバーとして知られるタレントの鈴川絢子さんが、乗車体験などを交えてLRTの魅力について語り合った。
地元を走る京阪電車に乗ったことがきっかけで、小学校2年の時に鉄道好きになったという礼二さん。LRTには今月乗車したといい、「停留場がきれい。田園風景や工場地帯があり、短い区間でいろいろな車窓を楽しめる」。静かで振動が少ないことも印象的だとした。
同じく鉄道に思い入れがある鈴川さんは、2人の子どもの名前をJR常磐線の特急からつけ、全国のICカードを約100枚集めている。LRTには先月乗車し、車両基地も見学。「見た目がかっこよくて、ヨーロッパ風。つり革が四角で握りやすい」と話し、停留場で段差がなく乗り降りしやすいバリアフリーも魅力のひとつとして挙げた。
記念講演にはLRTの運転士や、レールを造った宇都宮市の担当者も参加。車両内外に33個のカメラが設置されていることや、騒音や振動を抑えるために、レール部分に特殊な樹脂や車輪にゴムが使われていることなどについて解説した。
この日は、サミットに参加した都市の路面電車への取り組みを紹介する展示も実施。会場前の広場「宮みらいライトヒル」では、LRT沿線の飲食店などによるギョーザや菓子の販売もあった…
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