京アニ社長「無念さ変わらず」「志を繋いでいく」 判決うけコメント

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 36人が死亡した京都アニメーション放火殺人事件の判決公判で、京都地裁は25日、青葉真司被告(45)に死刑判決を言い渡した。

 京都アニメーションの八田英明社長は、代理人弁護士を通じ、コメントを発表した。

     ◇

 法の定めるところに従い、然(しか)るべき対応と判断をいただきました。長期に渡って重い責任とご負担を担っていただいた裁判員の方々、公正な捜査と関係者への行き届いた配慮に尽力いただきました検察・警察の皆さま、裁判官や書記官その他、裁判の実施に従事いただいたすべての皆さまに敬意を表します。

 判決を経ても、無念さはいささかも変わりません。亡くなられた社員、被害に遭った社員、近しい方々の無念を思うと、心が痛むばかりです。彼ら彼女らが精魂込めた作品を大切に、そして今後も作品を作り続けていくことが、彼ら彼女たちの志を繋(つな)いでいくものと念願し、社員一同、日々努力をしてまいりました。事件後、当社に加わった若人も少なくありません。

 これからも働く人を大切に、個々のスタッフが才能を発揮できることを心がけ、可能な限り、作品を作り続けていきたいと考えます。

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