東京地検次席検事「私が説明する必要がある」 派閥裏金事件で会見

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 自民党の派閥が政治資金パーティー収入の一部を政治資金収支報告書に記載しなかったとされる事件で、東京地検特捜部は19日、安倍派の会計責任者と二階派の元会計責任者を政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で在宅起訴し、岸田派の元会計責任者を同罪で略式起訴した。議員やその秘書らも含めると、この日は計8人を立件。地検の新河隆志次席検事は夕方に臨時の会見を開いて、事件を総括した。主なやりとりは以下の通り。

 ――特捜部の処分に関して、特捜部副部長のレク(説明)ではなく、次席が会見する意味は。

 特捜部の事案は副部長が説明をすることが多いが、社会的関心が高く、一定程度説明する必要があると考え、私が説明させていただくことになった。

 ――安倍派の事務総長経験者らの刑事処分はしていない?

 その通り受け取っていただいて結構だ。

捜査は終了?

 ――捜査はこれで終わりか。

 (1月7日に特捜部が逮捕し…

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政治資金問題

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