2023年は世界の平均気温が産業革命前から1・48度上昇し、観測史上最も暑い1年だった。欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスが9日、発表した。温暖化対策の国際ルール「パリ協定」のもとで抑えようとしている1・5度の上昇に近い世界を迎えつつある。
23年の世界の平均気温は14・98度。過去最高だった16年よりも0・17度高かった。6~12月のすべての月で前年を上回っていたという。すでに世界気象機関(WMO)などが、23年が過去最高になる見込みを発表していたが、決定的となった。
温暖化の進行と、海面水温が…
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