まくら木オーナー募集、体験付きも 伊賀鉄、11日に募集開始 三重

亀岡龍太

 伊賀鉄道(三重県伊賀市)は2024年度の「まくら木オーナー」の募集を11日に始める。5回目となる今回は、新たにオーナー自身がプレートの取り付けなどをできる「Sコース」を新設する。

 公共交通機関として将来的な維持存続をファンにも支援してもらおうと、各駅の構内に敷設したまくら木に4月中旬から1口オーナーのプレート(縦20センチ、横15センチ)を設置し、1年後に返送する制度。各プレートにはオーナーの名前やメッセージを記載する。

 Sコース(税込み5万円、先着5人限定)は、4月21日にオーナー自身がゴールドプレートを取り付けたうえで、線路の保守作業もできる体験が特長。ゴールドプレートのAコース(1万5千円)、写真プレートのBコース(9千円)、白いプレートのCコース(6千円)はこれまでと同じだが、Bコースの写真は伊賀上野城と上野市駅が写るものから、忍者列車と伊賀上野城に変更する。

 オーナーの募集期間は11日午前10時~2月15日午後6時。申し込みは「いがてつオンラインショップ」のホームページのほか、上野市駅窓口や郵送でも受け付ける。問い合わせは伊賀鉄道(0595・21・0863)へ。(亀岡龍太)…

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