石川県輪島市、地震で西に1.3メートル移動 国土地理院が暫定値

能登半島地震

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 国土地理院は1日、同日午後4時10分ごろに発生した石川県能登地方を震源とする地震により、同県輪島市が西に約1・3メートル動くなど、大きな地殻変動が観測されたと発表した。数値は暫定値。

 人工衛星を使って観測したデータをリアルタイムで解析した結果、輪島市のほか、穴水町は西へ約1メートル、珠洲市は西へ約0・8メートル、七尾市は北西へ約0・6メートル移動したという。担当者は「地殻変動のデータからも大きな地震であったことがわかる」と話した。

 ただし、観測点の傾斜や局所的な地盤の変動を受けている可能性があることや、リアルタイム解析が通常の解析に比べ精度が低いことから、「今後の精査によって解析結果が変更となることがある」としている。

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