海外を旅する人のお供「地球の歩き方」で、国内版が発行されています。これまでに「北海道」「京都」「埼玉」「愛知」といった地域版が出ましたが、現在「横浜市」版が制作中といいます。国内版をつくる狙いは――。宮田崇編集長に聞きました。
東京五輪便乗で国内版スタート
海外旅行者向けのガイドブック「地球の歩き方」の国内版は、発行1年目の売り上げの8割を地元が占めます。いま、住んでいる駅の隣の駅に何があるかは皆さんも意外と知らない。そういった「地元再発見」が国内版のコンセプトです。
国内版はセルフパロディーのつもりでした。2020年に開催が予定されていた東京五輪・パラリンピックの盛り上がりに便乗しようと、19年ごろから「東京」(現在は絶版)の制作を始めました。
「タピオカ店は入れるな」の真意
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