「松本人志さんから性的被害」の証言報道 吉本興業「法的措置検討」
吉本興業は27日、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(60)らから性的被害を受けたとする女性2人の証言を報じた週刊文春の記事について、「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損(きそん)するもの」とするコメントを公式サイトで公表した。「今後、法的措置を検討していく予定です」とも記している。
27日発売の週刊文春は、女性2人が2015年の異なる時期に、松本さんらと東京都内のホテルで飲食した際、松本さんから性的な行為を強いられたとする証言を報じた。また記事では、2人のうち1人が、お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬さん(50)からも性的な行為を強いられたとする証言も報じている。小沢さんの所属事務所のホリプロコムは朝日新聞の取材に「私どもとしてはお話しすることはありません」と回答している。
週刊文春編集部は朝日新聞の取材に「記事は複数の詳細な証言に基づき、さらに裏付け取材も尽くしたもので、十分に自信を持っています」とコメントしている…