マイナ保険証、11月時点の利用率4.34% 7カ月連続で低下

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吉備彩日
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 マイナンバーカードと健康保険証が一体になった「マイナ保険証」の利用率が11月時点で4・34%だったことがわかった。厚生労働省が27日公表した。ピークだった4月の6・3%から7カ月連続で低下し、患者の資格をオンラインで確認するシステムが原則義務化された4月以降で過去最低を更新した。

 利用率は8月以降、4%台と低迷。10月は4・49%だったが、さらに落ち込んだ。

 医療機関や薬局では4月に、患者の健康保険証の資格をオンラインで確認するシステム導入が原則義務化された。11月にこのシステムを利用した1億6766万件のうち、マイナ保険証を利用したのは727万件だった。これも5月の853万件をピークに減少傾向となっている。

 マイナ保険証への移行につい…

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この記事を書いた人
吉備彩日
くらし報道部|社会保障担当
専門・関心分野
社会保障、医療、共生社会
マイナンバー・マイナ保険証問題

マイナンバー・マイナ保険証問題

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