「平和破壊する道」「鍋の底抜けた感覚」 殺傷兵器輸出に相次ぐ批判

有料記事

花房吾早子 長野佑介
[PR]

 政府が「殺傷能力のある武器」の輸出解禁に踏み切った。「平和主義」の看板が揺らぐ判断に、紛争地で平和活動に取り組んできた人たちやジャーナリストからは批判や懸念の声が相次いだ。

 「日本は軍需産業で経済を潤わせるのか。そんな反応が出てもおかしくない」

 国際NGO「非暴力平和隊」の日本グループ理事を務める、大阪女学院大の奥本京子教授(非暴力介入論)は、今回の政府の判断で、紛争地の人たちの日本を見る目が変わることを懸念する。

 政府と反政府勢力との武力衝…

この記事は有料記事です。残り918文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
長野佑介
東京社会部兼ネットワーク報道本部
専門・関心分野
時事ニュース全般、地方自治、選挙、言論・メディア