自民党の派閥による政治資金パーティーをめぐる問題に関し、国会答弁で「政府としてお答えすることは控える」と繰り返してきた木原稔防衛相(茂木派)と上川陽子外相(岸田派)のうち、木原防衛相は7日、この「防衛ライン」を野党側に突破された。きっかけは2カ月前に問題となった自らの演説だった。
この日の参院外交防衛委員会には、木原防衛相と上川外相がそろって出席。立憲民主党の小西洋之氏と福山哲郎氏は、派閥のパーティー券収入のキックバックを受けたことがあるかどうかをただした。
両大臣は「政府の立場」を理由に説明を避ける姿勢を崩さない。
小西氏から「政府の答弁なん…