羽生善治会長から羽生善治九段へ、表彰状 初代達人「面はゆいです」
「代打オレ」ならぬ「優勝オレ」? 将棋の羽生善治九段(53)が25日、東京都立川市で行われた一般棋戦「第1回達人戦」で優勝した。表彰式では日本将棋連盟の羽生会長として自らに表彰状を贈呈するシーンがあった。
出場棋士を50歳以上に限定した公式戦。今年創設され、棋士54人が参加した。羽生九段は午前中の準決勝で森内俊之九段(53)、午後の決勝では丸山忠久九段(53)に勝ち、栄えある「初代達人」となった。
決勝は後手・丸山九段の代名詞「一手損角換わり」の戦いに。千日手模様の局面が生じたが、羽生九段は若々しく自ら打開して踏み込み、勝利を手にした。
連盟会長の棋戦優勝は前任の…
- 【視点】
羽生善治九段は昨年、順位戦でA級からB級1組に陥落するなど、一時は不調の時期がありました。しかし、その後は王将戦で藤井聡太王将に挑戦するなど、調子を取り戻しています。今年は日本将棋連盟の会長に就任。研究に費やす時間は激減したと思われますが、
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