県内高校生9人の採用内定式 来春開業の並行在来線
長屋護
来春開業する北陸新幹線の福井県内区間と並行している北陸線の区間を引き継ぐ、並行在来線「ハピラインふくい」(福井市)は18日、本社で来年4月1日に採用予定の県内の高校生9人の内定式を行った。小川俊昭社長は「ハピラインへの県民の関心は高く、期待も大きい」などとあいさつし、9人の活躍に期待を示した。
ハピラインは2019年8月に設立された第三セクター。9人は、同じ4月採用の大卒や中途採用の7人を含め5期生になる。
1~4期生は89人で、来春には105人となる。経営計画によると開業時の社員数は約280人で、うち170人はJR西日本、10人は県の出向が占めるが、開業後10年でJR西の出向は解消する方針だ。
内定式では、9人が1人ずつ抱負を述べ、「信頼される駅員になりたい」「県民に愛される鉄道会社をつくりあげたい」などと話していた。
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