千賀に続く「魔改造」は?投手王国再建めざすソフトバンク倉野コーチ
聞き手 構成・鷹見正之
プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの1軍投手コーチ兼ヘッドコーディネーターにOBの倉野信次さん(49)が就任した。米マイナーリーグのコーチを経て、3季ぶりの古巣復帰。千賀滉大投手(30)=米大リーグ・メッツ=を育成選手からエースに育て上げた「魔改造」と言われる手腕に期待がかかる。小久保裕紀新監督(52)とともに3年連続で優勝を逃したチームをどう立て直すのか聞いた。
――11月2~17日の秋季キャンプは自分の思った通りに出来たのか。
「いや、全然です。直前に(就任が)決まり、何も準備が出来ていない状態でした。選手もコーチもそんなやつに言われたくないでしょ(笑)。まずは見て、感じて、修正ポイントがあれば、改善していこうと思った」
――2年前まで投手コーチだった。知っている選手も多いのでは。
「(若手が多く)3分の2は知らない。とにかく知ることから始めた。(2年前に入団した)藤井皓哉投手も知らなかった。2年間のブランクは大きいです」
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――逆を言えば、フラットな…