大槌の「虎舞」、きょう川越で
永沼仁
埼玉県川越市で18日、岩手県大槌町に伝わる郷土芸能「大槌虎舞」が披露される。東日本大震災で被災した同町の復興支援に、同市が応援職員を派遣したことへの感謝の舞となる。
市は震災翌年の2012年から21年まで、同町などに計31人を派遣。帰任後も交流が続いていた。虎舞は、江戸時代の人形浄瑠璃の演目を舞踊化したとされる郷土芸能。応援職員の一人、市上下水道局副局長の小林武さんは「川越だけでなく、県内から様々な支援が寄せられたことへの感謝の思いも込められるそうです」と話す。
会場は小江戸蔵里(午前11時)、川越まつり会館(午後2時)、アトレ川越(同3時半)。川越まつり会館のみ入場料が必要だ。(永沼仁)