「ママでアイドル」Negicco結成20周年 歩み振り返る企画展

茂木克信
[PR]

 新潟発のアイドルユニット「Negicco(ねぎっこ)」が結成20周年を迎え、18日から新潟市中央区の市美術館で企画展「あしたもアイドル」が始まる。結婚、出産後もアイドルであり続ける3人の歩みを、アートディレクターの伊藤岳さん(37)がこの10年に手がけたCDジャケットなどの作品約100点で紹介する。

 NegiccoはNao☆(ナオ)さん(35)、Megu(メグ)さん(34)、Kaede(カエデ)さん(32)の3人組。新潟産「やわ肌ねぎ」のPRのため2003年7月に結成され、新潟を拠点にライブ活動などを続けている。県の観光特使も務める。

 17日、企画展の内覧会があり、そろって姿を見せた。伊藤さんの数々の作品を懐かしみながら会場を回った後、Nao☆さんは「一番新しい写真だと、笑ったときの目のしわとかに『ママでアイドル』ということのすべてが詰まっている。今のアイドルに『自分もそうなれたらいいな』と思ってもらえたらうれしい」と話した。

 企画展ではほかに、直筆コメントを添えた3人の「大事なもの」が展示され、今回のために撮り下ろした写真や、ここ10年のミュージックビデオも楽しめる。ミュージアムショップでは限定グッズの販売もある。

 来年1月21日まで(同月8日を除く月曜と12月26日~来年1月3日は休館)。「少女たち 星野画廊コレクションより」など四つの企画展と同時開催で、当日券は一般1千円、高校・大学生500円。中学生以下は無料。問い合わせは市美術館(025・223・1622)へ。(茂木克信)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません