「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションとして掲げるnote。
そんなメディアプラットフォームを運営する会社に4年前、志村優衣さん(35)は入社した。
現在はディレクターとして、クリエーターの支援やイベントの企画、出版社などとの協業を担当している。
幼い頃から本に囲まれた環境で育ち、「赤毛のアン」は何度も読み返すほど好きだ。
カナダの情景を思い浮かべ、空想好きなアンと自分を重ねながら読んでいた。
小学校時代は、友人たちと休み時間にドロケイ(鬼ごっこの一種)をするのが嫌で、図書館にこもって本を読んでいるような子だった。
大学卒業後、出版社の採用試験をいくつか受けたが、すべて不採用。
少し遅れて応募したNTT東日本への入社が決まり、自治体向けのネットワーク構築を担当した。
入社からまもなく1年というタイミングで東日本大震災が発生し、仕事も忙しくなった。
「今の仕事って、本当にやりたかったことなんだろうか?」
4年目にふとそう思い、次の仕事も決めないまま勢いで退職した。
次に選んだ仕事は
しばらくして始めたのが「青…
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- 【視点】
志村さん、加藤さんは、落語にも興味を持っていて、 私が主催する「渋谷らくご」の出張寄席も企画してくださいました。 視野に入れている文化の範囲が広かったのが強く印象に残っています。 落語も、創作全盛の時代を迎えています。 noteさん
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