三井住友・みずほ、定期預金の金利引き上げへ 主要行の足並みそろう

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多鹿ちなみ 山本恭介

 長期金利の上昇に伴い、三井住友銀行とみずほ銀行が近く、定期預金の金利を引き上げる方針を固めた。すでに引き上げた三菱UFJ銀行と三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行に追随する。主要行がそろって金利を引き上げることになりそうだ。

 引き上げ幅は調整中だが、三井住友銀は三菱UFJ銀と同様、10年物の定期預金の金利をこれまでの100倍の年0・2%にする方向だ。

 メガバンク3行はこれまで、5~10年物の定期預金の金利が0・002%で横並びだった。しかし、日本銀行による金融緩和策の修正や、米国の長期金利上昇を受けて状況が一変した。

 日銀は昨年12月と今年7月…

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