今秋代表入り セレッソ大阪・毎熊晟矢に聞く、「挫折多かった」歩み
スポーツの扉
2年前までサッカーJ2長崎でプレーし、昨季J1セ大阪に移籍して主力に定着した。毎熊晟矢(まいくませいや)。世代別の日本代表に縁がなかった26歳は、今秋初めて日本代表入りを果たした。プロ入り後にポジション変更し、頭角を現した攻撃的サイドバックがどんな道を歩んできたのか、インタビューした。
――セ大阪に加入して2年目。今季のここまでの自身のプレーはどうですか。
「今シーズンが始まる前に、絶対的な代えが利かない存在になりたいっていう目標をもちました。試合は出られていますが、リーグ戦で1得点2アシストしかできていない。もっと得点もアシストも取りたいです」
――今シーズン、試合を落としたときの悔しい表情が印象的です。
「負けることが人一倍嫌いなので。サッカー以外のことも、小さな頃から負けることが嫌いでした。特にサッカーでは『人が変わる』と言われるくらい。小学生のときからどうやったらうまくなるかということを考え続け、左足だけ使うといった工夫をして練習していました」
――長崎県出身で高校は東福岡に進みました。
「親元を離れて高校1年時は…
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