額賀議長の所作ミス、本人や「衆議院から色んなレベル」でおわび

多田晃子

 宮内庁の池田憲治次長は24日の定例会見で、20日の臨時国会開会式で衆院の額賀福志郎議長が自身の式辞を誤って天皇陛下に手渡したことについて、額賀議長から同庁の西村泰彦長官に、そして「衆議院から色んなレベル」で同庁におわびがあったことを明らかにした。

 池田次長によると、20日の開会式終了後、衆参両院議長が皇居・宮殿に陛下の訪問に対するお礼の記帳に訪れた際、出迎えた西村長官に、額賀議長から所作の誤りについておわびがあり、西村長官は「お気になさらないように」との趣旨を伝えたという。また、そのほかにも同庁に、衆議院から様々なレベルでおわびが伝えられたという。ただ、具体的なおわびの内容や報告を受けた陛下の反応など「詳細については控えたい」とし、明らかにしなかった。(多田晃子)

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