処理水の海洋放出、2回目完了 初回と同じくタンクの7800トン分

福島第一原発の処理水問題

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 東京電力福島第一原発処理水の海への放出について、東電は23日昼、2回目の放出を完了したと発表した。

 10月5日からの放出期間中は、トラブルなどもなく、計画通りに進んだという。

 2回目も、タンクにためた水約7800トンを海水で希釈しながら放出した。23日に配管に残る水を押し流す作業が終わった。

 政府や東電などによる周辺の海水のトリチウムの濃度分析では、いずれも放出を停止するレベル(1リットルあたり700ベクレル)を大きく下回っているという。

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