立憲・泉代表、就任丸2年で「初白星」 庶民感覚ひたすらアピール
昨夏の参院選で敗れ、今年4月の補選では擁立候補が全敗した立憲民主党の泉健太代表にとって、22日投開票の衆参補欠選挙はまさに「正念場」だった。今回、参院徳島・高知選挙区でようやく初白星を手にした泉氏だったが、公認候補を擁立した肝心の衆院長崎4区は落とした。選挙戦で打ち出した自身の「庶民感覚」は、果たして有権者に届いたのだろうか。
担当記者として、長崎と徳島・高知での選挙応援に同行した。泉氏の演説を何度も聞いたが、ガソリン、電気、ガス代などが上がり、物価が高騰している中で、岸田政権への対抗軸として「庶民感覚」を盛んにアピールする姿が目立った。
泉氏は、演説が始まる数十分前には現場に現れ、周囲を歩き回ることが多い。9日は長崎県佐世保市の商店街を歩き、通りかかる人や店主らに声をかけた。19日に訪れた徳島県鳴門市内でも、道の駅「くるくるなると」で地元産の芋けんぴを購入。買い物客に声をかけ、名刺を渡した。国会や記者会見で見せる険しい表情はなく、生き生きとしているように見えた。
国会議員は外食の機会が多くなりがちだが、泉氏は買い物をする様子や自身の手料理の写真や動画をSNS上に頻繁に投稿している。東京での住まいは、赤坂の一等地に2007年に建てられた赤坂議員宿舎(3LDK)ではなく、青山霊園前の青山議員宿舎(2DK)。1961~62年に建築されたもので、都内に四つある議員宿舎の中でもっとも古いが、泉氏は「ここで十分。社会党委員長だった浅沼稲次郎さんは公営住宅に住んでいた。かっこいいよね」と話す。
2年前の代表選でも「立憲民主党は庶民の政治」と訴えたように、泉氏の「売り」は、庶民感覚にあると自身で考えているのだろう。そして、その姿勢は演説にも表れている。
泉氏「スーパー、週に2、3回は行っている」
19日の鳴門市での演説では…
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- 【視点】
【自信なさげな泉さんで良いんじゃないかな、肩肘はらずフレンドリーで応援したい立憲で良いんじゃないかな】草の根民主主義って、苦しくても、投票する人が少ない時でも一緒に笑って作るものだと思うんですよね。 豆苗は食べて水をあげてもう一回育て
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