「日本で生きる姿を見て」 クルド人の暮らし伝える写真展 川口で

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浅田朋範
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 日本で暮らすクルド人の生活を知ってもらおうと、埼玉県川口市並木元町の市立アートギャラリー・アトリアで写真展「在日クルド人 来日の背景と埼玉での暮らし」が開かれている。クルド人が日本に来た背景や、日本での生活の様子を海外ジャーナリストや国内の写真家らが写した約50枚が並ぶ。15日まで。

 主催は支援団体「在日クルド人と共に」。温井立央(たつひろ)代表(51)によると、現在県内に約3千人いるとされるクルド人は、言葉や文化の違いから、ゴミ出しの方法や騒音などで地域住民との摩擦もあるという。今回の写真展では、日本でのクルド人家庭の様子や仕事をする姿も紹介する。温井さんは「クルド人が日本で生きる姿を見て、互いを理解するきっかけにしてほしい」との願いを込めた。

 展示作品「母と娘」は、写真…

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