立教大駅伝監督の上野裕一郎氏を解任 チームは箱根駅伝予選会出場へ

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 立教大は12日、陸上部男子駅伝チーム監督の上野裕一郎氏(38)について、11日付で委嘱を取り消し、解任したことを明らかにした。大学広報課は「指導者として不適切な行動があったと判断した」と説明した。

 上野氏をめぐっては、デイリー新潮が11日に部員との不適切な関係を報じた記事をインターネットで配信。この問題を受けて、陸上部は10日付で上野氏を謹慎処分とした。その後、大学側が上野氏ら関係者から聞き取りを行ったうえで、解任に至ったという。

 立教大は14日に開催される箱根駅伝予選会にエントリーしており、チームは出場する予定。当日は陸上部の原田昭夫総監督が、男子駅伝チームの代理監督を務める。

 同課は「このような状況を招いてしまい、深く反省しております。駅伝チーム、陸上部員のみなさまには、大変申し訳ないと思っております。箱根駅伝予選会で選手のみなさまがこれまでの努力の成果を最大限発揮できるように見守っていただけたらと思います」などとコメントした。

 立教大の男子駅伝チームは昨年の箱根駅伝予選会で6位になり、1968年以来55年ぶりに本大会に出場。往路は20位、復路は16位の総合18位だった。

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