イスラエル・ガザ双方で死者2100人超 20万人以上が家追われる

有料記事イスラエル・パレスチナ問題

テヘラン=佐藤達弥 ワシントン=下司佳代子
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 パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルとの軍事衝突による死者は、11日未明までに計2100人に達した。国連によると、ガザ地区では空爆などで約26万人が家を追われ、イスラエル側が掲げる「完全な包囲」下で人道的な問題の悪化が危ぶまれている。

 イスラエルの公共放送は11日未明、同国側の死者が1200人に達したと報じた。国連の10日夜時点のまとめでは、負傷者は2806人以上。イスラエルの軍人や外国人、女性、子どもら計50~100人がガザ地区へ拉致されているという。

 一方、ガザ保健省の10日夜の発表によると、パレスチナ側の死者は900人に上る。このうち260人が子ども、230人が女性だとしている。負傷者数は4500人を数えるという。

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