電車のヘッドマークをお好みに 伊豆箱根鉄道と沿線市町が返礼品

南島信也
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 伊豆箱根鉄道(静岡県三島市)と駿豆線沿線の3市1町は、ふるさと納税の返礼品として先頭部と最後尾にオリジナルのヘッドマークをつけた電車を走らせるプランを7日から始めた。寄付金額は60万円と少し高めだが、鉄道ファンにはたまらない企画となりそうだ。

 同鉄道と三島市、函南町、伊豆の国市伊豆市でつくる沿線地域活性化協議会の5月の会合で、菊地豊伊豆市長がヘッドマークを3市1町共通の返礼品とするふるさと納税導入を提案し、担当者が協議を重ねてきた。

 ヘッドマークはパネコート製の約2・6キロ。円形と長方形の無地のものか、寄付をしたい3市1町の円形オリジナルフレームから選ぶ。好きなイラスト、写真、メッセージなどを自由にデザインでき、約10日間の掲出後にヘッドマーク1枚をもらえる。

 伊豆市の土屋直也企画財政課長は「駿豆線は沿線住民にとって貴重な足であり、3市1町で支えて活性化につながればという思いを込めた」と話した。ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」などで募集している。

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