群馬総社駅に西口新設へ 2030年度開始目指す
杉浦達朗
前橋市は、JR上越線群馬総社駅(同市総社町)に西口を新設する計画を、JR東日本高崎支社と事業合意にあたる基本協定を締結した。2030年度の供用開始を目指し、駅舎の改修や東西の自由通路の開設といった計画を進めていく。
現在の群馬総社駅には東口しかなく、通勤や通学の時間帯は東口前の道路が送迎車などで混雑するほか、駅舎の老朽化も課題となっていた。今回の計画では、駅舎改修と西口新設とともに、線路を東西にまたぐ自由通路も整備して、そこに駅舎をつくる「橋上駅」にする方針だ。
総事業費は概算で36億7千万円。国と県、市、JR東日本で負担するとしている。市は駅改修のほか、新設する西口側に、広場(約4300平方メートル)や駅に来る人の利用が多い吉岡バイパスに接続できる道路も整備していくという。
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